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木下英洋です。
インドネシアへの思い入れが強く、インドネシア―日本間で交流をしながら、両国の良い関係が築けるように、仕事や友好交流を行なっています。



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 › Terima Kasih IMK › インドネシア › 日記 › 貴重なご意見いただきました

2017年07月01日

貴重なご意見いただきました

私が公開したインドネシア人 ニズマ リズキ (Nizhma Rizki) さんの
テレビ映像を見て、Facebookにて、Hasegawa さんから貴重なご意見を
シェア掲載頂きました。(***線 以下に本文あり)

多文化共生、グローバル化、日本人の海外での生活、日本での外国人
受入関係者に響く意見かと思います。
私は共感できました。

以下、Hasegawaさんのご意見です。
******************************

日本で暮らすのって大変だよね。
言葉だけじゃない。自分と異なった見た目や感覚の人達と打ち解ける
のって時間がかかると思う。
日本がグローバル化に向けての取り組みをするなら、日本から外に出る
人だけじゃなくて、「外から日本に来る人たちにどういう対応をしたら
いいか。」という事を早い段階で学校教育に入れ込むべきだと思う。
日本の常識は、世界の常識ではないという事も。

日本人が海外旅行に行くと、一見好まれてるように感じてるかもしれ
ないけど、それはお金を払ってくれるお客様として見られてるからで
あって、共に暮らしたら、良い部分だけじゃなくて、日本人の悪い部分も
見えてくる。

ある外国人の友人が言ってけど、
外国に住む日本人って日本人コミュニティの中で暮らして日本語ばっか
使ってる人が多いから、現地の人から見たら、何しにここに来たんだろう。
まるでその地域が占領されてるみたいで怖い。
そういうコミュニティの中に居る人たちとは心から打ち解けることは
できないよ。と言ってた。

誰もが最初は異国の慣れない生活で不安だから日本語コミュニティに
入る事自体はいいと思うけど、ある程度慣れてきたら、そこから離れて
自立して現地に打ち解ける姿勢が必要だと思う。

現地に打ち解ける段階になれば、現地で使われている言語を習得する
必要がある。学習している段階で、間違った使い方や変な発音になって
しまうのは当然であり、馬鹿にしたり笑ってはいけない。

例えば、アメリカに英語を勉強しにいって、
現地のアメリカ人に、何その気持ち悪い発音! 何言ってるかわから
ないよ!なんて言われたらショックで、その人だけでなく、他の人にも
使えなくなってしまうと思う。

だから、日本に来ている外国人と接するときは
慣れない異国で頑張って暮らしてるんだな。頑張って! というエールが
通じるような対応をすべきで、そういうことができれば、その人が
自国に帰ったときも、日本は素晴らしい国だった。
と言ってもらえると思う。
******************************


素晴らしいご意見だと思います。

浜松市は、2万人超の外国人が在住しているので、日本人も外国人に
対して、珍しさは感じませんし、行政、学校も、慣れています。
しかし、一般市民は、外国人に対する思いは、国によっての好き嫌いも
聞きますし、大嫌いという人もいます。

リズキさんように、日本に来てまもなく、リズキさんを見て、運悪く
外国人差別的な発言に遭遇し、たまたまリズキさんが、日本語が上手で
あったために、理解できてしまったことが逆に不幸なことでした。

すべての国の人達のことを理解することは難しいのですが、
少しでも、理解しようとする日本人が増えていくことが、日本の良さに
つながり、結果的に、日本の住みやすさ、安全な生活、秩序のある社会が
継続できるのではと思います。

いがみ合い、争い、過度な自己満足、偏見、わがまま、差別・・・

こういうことが少なくなることが、日本人同士の共生でも同じく、
外国人との共生でも大事ではと思います。

私は最近好きな言葉は、「寛容」 です。

【寛容】
心が寛大で、よく人を受けいれること。過失をとがめだてせず、人を許すこと。

インドネシアの寛容性にも、学ぶべきことがありますね。

インドネシア人リズキのドキュメンタリー





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